【山村貞子様】呪いのビデオの要件定義

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MTG名 呪いのビデオ要件定義
クライアント(敬称略) 山村貞子(オフィス貞子)

目次

  1. 呪いのビデオ構築の目的
  2. ターゲットユーザーについて
  3. コンバージョンポイント
    1. トラッキング方法
    2. クーリングオフ
  4. サービスの提供方法
  5. ユーザーへの訴求方法
  6. KPI
  7. 作業範囲
  8. 課題

1.呪いのビデオ構築の目的

呪いのビデオの構築の目的は、井戸に落とさせれ逝去した山村貞子様の恨みを果たすため、本ビデオを視聴してから1週間経ったユーザーを殺害すること。また効率的で無差別、かつ運用の容易さを実現するため、VHSを媒体とする。媒体に関しては今後の展開に応じて、動画配信も視野に入れて進めることとする。

ユーザーに対しては視聴後1週間以内に、別のユーザーへ呪いのビデオを視聴させることによってクーリングオフを認める機能も実装する。

2.ターゲットユーザーについて

本案件のターゲットユーザーは無差別。よってペルソナ等の作成は不要。

3.コンバージョンポイント

呪いのビデオを視聴してから1週間以内にユーザーの死亡が確認された時点をコンバージョンポイントとする。

3.1.トラッキング方法

強烈な恐怖映像をユーザーの脳内に埋め込むことによってキャッシュを保存、トラッキングを行う。

3.2.クーリングオフ

呪いのビデオを視聴したユーザーは、1週間以内に別のユーザーに視聴させることによって、特定商取引法のクーリングオフ制度を適用することができる。

4.サービスの提供方法

呪いのビデオを視聴したユーザーへのサービスの提供方法は、山村貞子様の超能力を由来とする怨念により行われる。

視聴から1週間経ったユーザーをテレビの前に誘導し、自動でビデオを再生、テレビから山村貞子様が這って出現、片目にてユーザーを睨み付けた後にサービスが提供されます。

5.ユーザーへの訴求方法

呪いのビデオを題材として映画の製作も念頭に入れることによって、ユーザー層の拡大を目指す。

6.KPI

コンバージョン率、または月単位での殺害人数
前者の場合は80%を目指す。後者は100人/月で山村様の怨念を消化できると見込まれる。

7.作業範囲

共通:
ローンチ日の策定

ゆとぴ
・ビデオに使用する動画編集
・テレビからの山村貞子様出現機能の実装
・呪いのビデオの動作チェック
・スケジューリング
・納品

山村様
・動画素材のご提供
・実装後のリソースのご確認
・ユーザーに対する実技演習

8.課題

・呪いのビデオが多数再生、コンバージョンが発生した場合の山村貞子様のリソースが足りない可能性がある。
 ⇒ダビングによるスキルのコピーで回避可能か?

・途中で再生をやめた場合の対応は?
 ⇒半殺し等の対応策を検討する必要がある

ビデオデッキを所持するユーザーが減少傾向にある
 ⇒DVDやストリーミングサービスへの展開を検討する必要がある。
  ⇒Youtubeやニコニコ動画などの動画プラットフォームへの投稿
  ⇒NetflixやAmazonプライムでの配信

・呪いのビデオのテープの摩耗の懸念
 ⇒ユーザーに死を回避できる方法としてダビングを訴求することによって、費用をかけずに量産することが可能。

・全人類を呪いきる可能性は?
 ⇒現状では全世界的に人口増加問題を抱えているため、向こう数十年は問題なく安定運用が見込まれる。参考:世界人口推計2019年版:要旨 10の主要な調査結果(日本語訳) - 国際連合広報センター

く~る
きっとくる
きっとくる

リングのエンディングで「来~る~きっと来る~きっと来る~♪」という曲があるじゃないですか! この曲の歌手名、曲のタイトル、歌詞を教えてください。

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